ネットいじめ・誹謗中傷・炎上被害の恐ろしさ

 

ネットの脅威
SNSのアカウントを作ったり、LINEでグループチャットするのが当たり前の現代では、何かしらの形でネットいじめ・誹謗中傷・炎上の被害に遭った経験がある方も多いのではないでしょうか?

 

ネットいじめは社会問題になっていて、誹謗中傷による風評被害によって人生が大きく左右されることもあります。

 

陰湿ないじめは加害者側・被害者側の双方で自分には無縁だと思っている人でも、ソーシャルハラスメント・フォトハラスメントを通じて当事者になってしまうトラブル事例が急増中です。

 

ネット社会の現代を安全に生き抜くためには、ネットいじめの恐怖を理解して事前に身を守る方法を心得ておくようにしましょう。

 

 

 

多くの情報を知れる恐怖

snsいじめインターネットは、幅広い情報を手軽に調べられるツールとして生活に欠かせないものです。

 

さらにSNSの普及によって個人単位の情報まで手軽に知れるようになりました

 

SNSによって、疎遠になった友達の現状を知ったり、本来は仕事での付き合いしかない同僚のプライベートを知ることができ、上手に活用すれば交友関係を広げたり、身近な人と親交を深められるメリットがあります。

 

しかし、個人単位の情報を知ることができる環境は、人から恨みや反感を買うリスクがあります。

本来であれば知ることのできない情報をSNSを通じて知ることができれば、妬みや批判する気持ちを抱くものです。

 

SNSをやっている人なら、身近な人が投稿した内容に対してネガティブな感想を抱いたことが必ずあると思います。

 

こうした些細なキッカケを中心に、ネットいじめ・誹謗中傷・炎上によるトラブルはインターネットとSNSの普及によって急拡大しました。

 

 

ソーシャルハラスメント・フォトハラスメントの増加

ネットいじめなどのトラブルは些細なことがキッカケになることが多く、ソーシャルハラスメント・フォトハラスメントが問題視されています。

 

無許可でタグ付けや顔が写っている写真を掲載する行為は、悪気がなくても相手の立場を悪くさせてしまう恐れがあります。

 

結果的に、ソーハラ・フォトハラの加害者がそのままネットいじめへ発展するのではなく、投稿を見た第三者が悪い印象を抱いてネットいじめの加害者に発展するリスクが発生します。

 

ネットいじめは、加害者と被害者だけの問題ではなく、直接の接点がないSNSのフォロワー(友達)同士の繋がりがキッカケになる事例が多いです。

ソーハラ・フォトハラってどんなこと?

 

 

 

復讐・嫌がらせツールとしての普及

人間関係には多かれ少なかれ、いざこざがあるものです。
周辺の人に対して良くない感情を抱いて、できることなら陥れてやりたいという願望は多くの人が抱いているのではないでしょうか?

 

従来のアナログ社会では、対人関係で何かしてやりたいという願望を抱いても、実行に移す勇気がなくて我慢するのが当たり前でした。

 

それがネット社会になって相手と直接会わなくも意見を言ったり情報発信できる環境になったことで、いじめの加害者になるためのハードルが大幅に下がっています。

 

つまり、ネット社会が人間の性格を悪くさせたのではなく、人間が本来持つ悪い欲望を行動に移しやすい環境に変化させました。

 

 

炎上被害といえば芸能人や会社、テレビのニュースになるような超DQNに限定したことだと思っている人が多いでしょう。
たしかに、全国で話題になるようなニュースは相応のインパクトを求められますが、身近な所で起こる炎上や誹謗中傷、ネットいじめは誰もが身近に感じる所まで忍び寄っています

 

被害に遭う人は、SNSの投稿内容やアカウントの設定などでセキュリティや危機管理意識が弱い共通点があり、被害に遭いやすい状況を自ら作ってしまっているものです。

被害者になってしまった場合は、加害者やネット文化が定着した社会を恨むだけではなく、被害に遭う状況を作ってしまった自分の言動にも反省をした上で対策を講じましょう。

 

 

 

被害者の末路

ネットいじめ被害者が行き着く末路をまとめました。よくある事例を見ながらネットいじめのリスクと恐怖を認識し、予防と早期解決に取り組みましょう。

 

 

不登校

不登校の少年小中学生によく見られる状況です。

 

ネットいじめは集団で行われることが多く、クラス全員が敵だと感じたり、救いの手を求める連絡が来ても罠だと思うなど被害妄想が膨らみやすいです。

 

 

 

孤立

職場で孤立する女性ネットいじめによってネガティブな情報が拡散すると、いじめとは関係ない人からも悪い印象を抱かれます

 

加害者にならなくても関わりを持つのを嫌って距離を取る人が増え、被害者自身も自分の自信を失って交友関係を広げることに消極的になってしまいます。
結果的にリアルの世界で仲間ができず、自分1人の世界やネット上で見つけた仲間と過ごす時間が落ち着くようになっていきます。

 

 

 

加害者にまわる

加害者になる元被害者ネットいじめの被害者は、問題が解決したり風化すると、今度は加害者の立場になってしまうケースも珍しくありません。

 

加害者側は次第にエスカレートする傾向があるので、最悪のケースでは逮捕や損害賠償を求められる事態に発展します。

 

 

 

職場での地位を失う

ネットいじめや実名を公開した誹謗中傷を受けると風評被害が発生し、職場が問題視して評価を下げたり部署異動させられることがあります。

 

実際にネットいじめで退職左遷(出世コースから外れる)に追い込まれるケースも珍しくありません

世間的制裁とはどんなこと?

 

 

大切な仲間を失う

ネット上には事実とは異なる内容や誇張した表現を使われることもよくあります。

 

大半の人はネットの情報はアテにならないと思ってくれますが、一部では信頼している被害者の言葉よりもネットの情報を信じてしまう人もいます

 

友達を失って孤立するだけではなく、彼女や家族を失う状況に追い込まれる可能性も出てきます。

 

 

ネットいじめの解決法

ネットの書き込みに悩む

 

ネットいじめを解決するには、ネット上の原因をなくすこと、ネット上ではなくリアルの世界で教師、仕事の管理者などへ相談することです。

 

まずは自身がどのようなことに悩み、苦しんでいるのかをしっかりと相談し、解決への糸口を見つけてください。

 

また、インターネット上で画像や誹謗中傷書き込みが拡散されてしまうと、その後数年に亘って不特定多数の人が閲覧できる状態となってしまいます。

 

このような“デジタルタトゥー化”を防ぐために誹謗中傷対策会社への削除依頼も併せて検討するようにしましょう。

 

絶対にやってはいけないのがネット上での反論です。相手と向き合わない口論は必ずエスカレートしていきます。

反論する姿を見せたことで、本来は中立の立場だった人を敵に回すこともあるので注意しましょう。

 

悪質な場合は、これ以上続けるなら法的手段に出ることを伝える程度にして、迷惑行為をやめれば何もしないスタンスをアピールするべきです。

 

状況によって適切な対処法は変わりますが、炎上させない意味でも火に油を注ぐような行為は絶対にやってはいけません。

 

大きく分けて、何もせずに無視して風化するのを待つことと、第三者を絡めて穏便に解決する方法の2種類があります。

 

 

当サイトでは、ネットいじめを解決する方法と、そもそも被害に遭わないようにする予防法を幅広く紹介しているので、気になるページがあれば是非ご覧になってみてください。

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