ネットから距離を置く
ネットのいじめ・誹謗中傷・炎上被害に遭わないための確実な方法はネットから距離を置くことです。
SNSへの投稿やエゴサーチ、グループLINEなどの投稿をチェックするなど直接的な原因になるネット活用を避けるだけではなく、ネットニュースやアプリゲームも控えることをおすすめします。
ネットへの執着心を少なくすることで、自然とネット関連のトラブルに巻き込まれるリスクを軽減できますよ。
ネット依存症のリスク
片時もスマホを手放せない方や、少し時間が空くとなんとなくスマホをイジってしまう方は、ネット依存症からの脱却を目指しましょう。
炎上や誹謗中傷に関連した発信をしなかった場合でも、ネットばかり見ている方は以下の感情や考え方を抱きやすいです。
- アプリゲームの世界では自分を優位に見せようとする
- 中身のない芸能ニュースの記事を読んで自分なりの感想を抱く
- SNSやコメントで何かを発信したい衝動に駆られる
- SNSのアプリを開いてフォローユーザーやSNS上の友達が新しい投稿をしていないと残念な気分になる
- ネット上の情報を正しく判断できなくなる
- スマホを長時間イジれないだけでストレスになる
- ゲームやネット漫画など時間制限を受けるアプリを効率良く使えないとストレスになる
このように、ネット依存症になるとネットを通じてストレスを抱き、自分を優位に見せようとする感情を持ちやすくなります。
結果的に、何かの弾みで炎上の原因になる発言をしてしまうケースが多いです。
ネットそのものから距離を置くことによって、自然と炎上やネットイジメの対象になる言動を見極められるようになりますよ!
ネット以外で欲求を満たす
ネット依存症の人は、日常生活およびネット上のやり取りで生じた欲求をネット上で満たそうとする方が多いです。
欲求を満たす場所やストレス発散のはけ口がネット中心になると、次第に正しい判断ができなくなり、炎上や誹謗中傷・ネットイジメの要因を作ることになります。
ネット以外で時間つぶしや気分転換、ストレス解消をできれば、自然とネットの危険な部分からは距離を取れるようになりますよ。
電車に乗る時は書籍を読む、家にいる時はネットを繋がずに家庭用ゲーム機で遊ぶなどしてネットやスマホ画面と向き合う時間を減らしましょう。
ネットを全て断つ必要はない
ネットと距離を置こうとした場合でも、完全にネットを断ってしまうと日常生活や友人・知人などとのコミュニケーションに支障が出ます。
ネット依存症の克服や誹謗中傷・炎上を回避する目的でネットから距離を置く場合のツール別活用術と、それぞれのツール・アプリの危険性をまとめました。
LINE
個別メッセージはOK。
グループLINEは小まめに見なくても問題ないなら極力見ないようにする。
またグループLINEでは本当に必要なシーンを除いて発言を控えてください。
日常生活に不可欠なツール
天気予報、乗換案内、スマホ決済サービス等は制限する必要なしです。
ネットニュース
ネットニュースは中身のないニュースが多く、コメント投稿機能があるためネット依存症ならではの考え方を持ちやすくなるため、一切見ないようにしてください。
ネットニュースを見ない分、テレビのニュースや新聞を読んで時事ネタをチェックしましょう。
ネット通販(Amazon・楽天など)
本当に必要な物があるときだけ買う。
頻繁に通販サイトへログインする状態は危険です。
フリマアプリ
安く買う目的で小まめにアプリをチェックするのは危険です。
割高でもいいので現在売りに出ている商品を買うと割り切って単発利用する程度なら問題ありません。
ネットから距離を置きたい場合は、出品は控えることをおすすめします。
投稿はNG。
フォロワーも極力少なくしてください。
利用するお店の情報をチェックする程度なら問題ありません。
Facebook、Instagram
一切ログインしないことをおすすめします。
ゲーム
課金要素や毎日一定時間以上プレイしないといけないゲームは一度辞めるべきです。
その他のゲームも、一日に長時間している状況であれば控えてください。
期間を割り切る
ネットから距離を置く行為は、決意をしても1日すら持たずに終わってしまうことが多いです。
まずは休日1日だけでいいのでスマホを極力見ないで過ごす。
1週間はSNSを一切見ないなど期間を決めて取り組むとよいでしょう。
ネットから距離を取ることに失敗する原因は依存症になっていることです。数日でもいいのでネットから距離を取って最初の壁を乗り越えられれば、その後はストレスなくネット依存症から脱却できますよ。
炎上や誹謗中傷などのトラブル回避だけではなく、ネットから距離を取ることで睡眠時間の改善・ストレス解消・時間の有効活用など幅広いメリットを得られます。