過去に起こった中傷被害とは

中傷被害は2020年に入ってから問題視する動きが強まっています。
過去に起こった中傷被害を見ながら、ネットで不適切な書き込みや投稿をするリスクを認識してください。

 

過去の中傷被害を理由に、訴訟を目的にした情報開示を緩和する動きが強まっています。
誹謗中傷やネットイジメの被害を受けている方は法的措置の検討を行い、まずは不適切な投稿をする相手に対して警告してみるとよいでしょう。

 

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ネットイジメ→自殺→逮捕

自ら命を断ってしまうイメージ

ネットイジメは昔からあることで、被害者が自殺へ至るケースも珍しくありません。
2017年にはSNSに当時高校3年だった男子生徒(18)を中傷する書き込みをしたとして、19歳の少年が滋賀県警に名誉毀損で逮捕されました。

 

「中傷=刑事責任」と結びつけられる事例になりましたが、この事件では被害者の遺族が積極的に証拠集めをしたことと、加害者の少年が同様の手口で多数のネット中傷をしていた理由で逮捕に至りました。
現在も中高生や職場のネットイジメ被害は増加を続けていて、自殺しても加害者に対する法的責任を追及できない状況が多いです。

 

テラスハウス出演の木村花さん

ネット社会を大きく動かす要因になったのが、テレビ番組のテラスハウスに出演していた女子プロレスラーの木村花さんがネットによる誹謗中傷で自殺した事件です。
過激な言動がネット上で叩かれたことが発端ですが、番組側の指示や悪意のある演出・編集をしていた疑いが問題視されています。

 

また、テレビ出演者とはいえ芸能人ではなく素人である木村花さんが、ネット上で袋叩きにあっていた状況を番組側が放置したことも問題です。
事務所所属のタレントとは違って、守ってくれる人がいなかったことにも原因があったのでしょう。

 

木村花さんの自殺をキッカケにネット中傷に対する社会の視線が厳しくなったことに加え、中傷に対する情報開示について法制化を含むルールづくりを行う議論が行われています。
今後は中傷によるネット書き込みをした人の法的責任や賠償責任を追及されるケースが増えていくでしょう。

 

春名風花さんの裁判

女優の春名風花さんとその親に対する中傷をTwitterで行った男に対する裁判で、315万4千円を払う示談成立で決着したことが大きな話題になりました。
示談決着だったため高額な慰謝料を認める判例にはなりませんが、抑止力を高める事例になったことは確実です。

 

春名風花さんの場合は、虚偽の内容をTwitterに投稿した男の情報開示をするだけでも1年以上の時間を費やした苦労を語っていますが、今後は木村花さんの影響から情報開示の難易度とスピードが緩和されていく見込みです。

 

三浦春馬さんの自殺

中傷による自殺被害でもっとも有名な事例が三浦春馬さんです。
友人である東出昌大さんが不倫をした件について、Twitterで擁護するような持論を投稿して炎上したことがキッカケとされています。
三浦春馬さんを中傷した人に責任追及する動きはありませんが、ネットで炎上している案件に首を突っ込むリスクを世間に広く認知させることになりました。

 

屋形船

国内初のクラスターが発生した屋形船はネットの中傷によって大きな風評被害を受けています。
クラスターが発生したことと密な状況を作っていたことは事実ですが、当時はクラスター事例が少なかった影響から必要以上にネット上で叩かれています。
他の飲食店と同じタイミングで営業再開ができたものの、脅迫めいたクレームが多数入りネット中傷の影響で売上は3割以下に落ち込んでいるようです。

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